2022-01-01から1年間の記事一覧
私が子どもの頃は、 往診してくれる病院が多くありました。 しかし最近は少なくなりましたね。 具合が悪いから医師に診てもらいたい。 そんなときに病院まで足を運ぶのは、 本当にシンドイでしょう。 自宅である程度の診察が受けられれば、 きっと楽だと思い…
高齢になると身体が弱り病気がちになる、 というイメージがありますね。 たしかに老化は避けられません。 しかし高齢者の病気は慢性疾患が多く、 病院で治療を受ければすぐに治るわけではないこともあります。 また治療を受けたとしても、 若い頃のように「…
健康に長生きすることを考えたとき、 大切なのは暮らしのリズムだと思っています。 季節のしつらえ 日本には四季があり、 彩り豊かな暮らしを楽しむことができます。 今は桜が満開ですね。 しかし最近は季節外れの気候も珍しくなくなりました。 暑いのか寒い…
老後のお金に不安を感じたとき、 何から手をつけたらいいでしょうか? 生活環境や経済状況によってさまざまですが、 私が考える優先順位をお話します。 目的は「老後資金」なので、 一番大切なのは「安全性」です。 高齢になってから、 「こんなはずじゃなか…
2016年に発行された、 「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」 という本があります。 当時ずいぶん話題になったので、ご存知の方も多いでしょう。 私もこの本を読んだことがきっかけで、 自分の未来について、 大きく意識が変わりました。 未読に方はぜひ読…
20歳で大往生した猫、はなこの思い出話を続けます。 2 性格 私も同居家族も猫好きのため それぞれが捨て猫を拾ってしまい、 当時はからずも多頭飼いになっていました。 そのため猫同士の相性の良し悪しに とても苦労しました。 顔を合わせると喧嘩になる猫…
もう6年前になりますが、 愛猫のはなこが虹の橋を渡りました。 20歳でした。 猫の年齢で20歳は、 人間なら100歳近い大往生です。 手のひらに乗るくらいの子猫のときに近所の公園で拾い、 大事に育てました。 一時は7匹の猫を飼っていましたが順々に天寿を全…
多くの高齢者の最期に関わってきて、 つくづく学んだことがあります。 「人は、すべてを持って死ねない」 ということです。 お別れのとき棺に入れることができるのは 写真や身の回りの品など、 本当にわずかなもの。 多額の財産や不動産があっても、 あの世…
お葬式とは何か、という話を以前書きました。 「お葬式」の意味を知っていますか? お葬式には必ず「遺影」が必要、と 思っている人もいるのではないでしょうか。 最近は葬儀社などが、 元気なうちに自分が気に入るような遺影を 撮影するイベントなどもして…
介護離職が増えると、 社会に大きなデメリットが生じます。 それでも介護離職を選ぶ人がいる要因は、 ①情報の不足、偏り ②社会や周囲の理解不足、不当な評価 などが考えられます。 また、 ③介護者自身の生活への不安 もあるのではないでしょうか。 親に介護…
働く女性は増えていますね。 女性の自立や社会進出といった面だけでなく コロナ禍の前から景気の低迷が続いており、 生活のために働かざるを得ないことも多いでしょう。 暮らしや子どもの教育費のために働き、 ちょっと一息ついたころ親に介護が必要になる、…
昨今のコロナ禍もあり、 家にいる時間が増えた人は多いと思います。 住みやすい家づくりのために、 ご自分がどんな動きをしているか あらためて捉え直してみましょう。 これまで当たり前にしてきたことが、 年を重ねると だんだん負担になることもあります。…
私が住む地域はさいわいに 地震が少ないところです。 しかし水害が起こりやすく、 夏は台風の被害に備えなければなりません。 住みやすい家を考えるとき、 「防災」の視点はとても重要です。 地震や台風のとき、 がけ崩れや浸水のリスクはないか。 屋根や窓…
「バリアフリー住宅」を謳った家はたくさんあります。 以前関わったある高齢者のお宅は、 「バリアフリー」を積極的に取り入れたものだったらしいのですが、 実際には使いづらそうな面がありました。 たしかに室内はまったく段差がなかったのですが、 寝室が…
100歳までの未来設計を考えてみましょう。 まずは健康。 2020年の日本人の主な死因をみると、 1位 悪性新生物(ガン) 2位 心疾患 3位 老衰 となっています。 すでに「老衰」が第3位。 今後さらに医療が進み、 病気では死なない時代がくるでしょう。 し…
日本は長寿国です。 65歳以上の高齢者は全人口の29.1%。 この数字は年々増加しています。 長寿とは 「長生きを寿ぐ(祝福する)」こと。 しかし最近では「長生きリスク」 という言葉もあります。 思ったより長生きすることで、 想定外の困難が予想されるか…