ねこに学ぶ長寿の秘訣 1/2
もう6年前になりますが、
愛猫のはなこが虹の橋を渡りました。
20歳でした。
猫の年齢で20歳は、
人間なら100歳近い大往生です。
手のひらに乗るくらいの子猫のときに近所の公園で拾い、
大事に育てました。
一時は7匹の猫を飼っていましたが順々に天寿を全うしていき、
はなこが最後の1匹でした。
今は同居の両親も年をとり、
私も外出が多いため動物を飼うことは控えています。
飼い猫の平均寿命は約15歳と言われています。
(人間でいうと76歳くらい)
ほかの猫達はだいたいそれくらいで命を終えたのですが、
はなこが一番長生きできた理由は何かと考えると、
いくつか思い当たることがあります。
1食事
ほかの猫達と違っていたのは、
人間の食べ物を欲しがらなかったことです。
決まった時間に適量与えるキャットフード以外は、
ほとんど口にしませんでした。
人間の食べ物には味がついており、猫に塩分は禁物です。
人間と同じものを食べさせていると病気になりやすいと、
獣医からも注意を受けていました。
そのため基本的にキャットフード以外は与えないのですが、
ほかの猫達はちょっと油断すると、
台所で食べ物にいたずらしていました。
しかしはなこは絶対にそんなことはなく
たまに新鮮なお刺身を少量与えるときにも、
ちょっと舐める程度であまり積極的ではなく・・・。
「私は粗食で結構です」という態度でした(笑)。