さいごまで私は私 ~心構えと暮らしの備え~

女性を応援する終活カウンセラーです

住みやすい家とは 3/3

昨今のコロナ禍もあり、

家にいる時間が増えた人は多いと思います。

 

住みやすい家づくりのために、

ご自分がどんな動きをしているか

あらためて捉え直してみましょう。

 

これまで当たり前にしてきたことが、

年を重ねると

だんだん負担になることもあります。

それを頭に入れて

見直してみることをおススメします。

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例えば台所。

食器棚や冷蔵庫・電子レンジなどの場所は

自分の動きに逆らわずスムーズでしょうか。

ゴミ箱の位置は?

不自然な動きは、

ちょっと調子が悪いとき

何かにぶつかったりギックリ腰につながります。

 

また高齢になると、

しゃがむ動作が負担になります。

お米や野菜・油などの重いものを

低い位置に置いていませんか。

そうであれば違う場所に移すことを検討してみては。

 

 

トイレでは、

替えのペーパーや掃除道具などを

ちょっと無理な体勢を強いるところに

置いていたりしがちです。

要らないものは処分して、

必ず使うものだけ

出し入れがしやすく残りが把握しやすいような

ところに移すといいですね。

 

 

そして浴室。

手すりを付けるなどの工夫ができますね。

 

ここで気を付けたいのは脱衣室です。

衣類の脱ぎ着の際、

ちょっと腰掛けられると、とてもラクです。

下着や靴下を脱ぐとき、

バランスを崩すこともあります。

脱衣室に手すりがあるだけでも違いますよ。

 

またタオルや着替えも、

すぐに手が届くところに置き

違う場所からいちいち持ってこなくていいほうが

入浴が苦になりませんね。

 

 

一日の1/3を過ごす寝室は、

とても重要です。

夜間は周囲が暗く、身体の動きも鈍くなります。

まず灯りがすぐに付けられること、

トイレまで遮るものがなく安全に動けること。

起き上がり動作がスムーズにできるような

手すりや家具の配置も大切です。

 

住み慣れた家だからこそ、

うっかりと油断しがちなことがあります。

 

自分の家が自分を守る砦であるよう、

しっかりと備えていきたいですね。