四季を楽しむ
健康に長生きすることを考えたとき、
大切なのは暮らしのリズムだと思っています。
日本には四季があり、
彩り豊かな暮らしを楽しむことができます。
今は桜が満開ですね。
しかし最近は季節外れの気候も珍しくなくなりました。
暑いのか寒いのか、
着るものに悩むことも多い気がします。
だからこそ、日本の四季をきちんと捉えてみたい。
そう考えて「七十二候」を意識するようになりました。
「二十四節気」はよく知られていますね。
一年を24に分けて、季節を表しています。
日本人には馴染み深いでしょう。
これを更に3等分し72に分けたものが
「七十二候」です。
俳句の季語などにも使われています。
たとえば今なら、
3月26日 「桜始開」(さくらはじめてひらく)
3月31日 「雷乃発声」(かみなりすなわちこえをはっす)
4月5日 「玄鳥至」(つばめきたる)
4月10日 「鴻雁北」(こうがんきたへかえる)などです。
※日付は毎年変わります
花や生き物など
自然と調和しながら暮らしてきた日本人の感性は、
失ってはいけない大切なもの。
それをしっかりと認識し次の世代に伝えていくことが
大人としての役割であると、
人生の後半に差し掛かった今、改めて思っています。