これからの医療 1/2
高齢になると身体が弱り病気がちになる、
というイメージがありますね。
たしかに老化は避けられません。
しかし高齢者の病気は慢性疾患が多く、
病院で治療を受ければすぐに治るわけではないこともあります。
また治療を受けたとしても、
若い頃のように「元気に元通り」とはいかなかったり。
それでも病院に通い、薬をもらって飲むことが
習慣となっている高齢者も少なくないと感じます。
大切なのは毎日を健康に過ごすこと。
日々の食事や運動習慣などで改善しながら、
細く長く自分の病気と付き合っていくという視点も
必要ではないでしょうか。
また飲み慣れた薬が、
高齢になって身体に合わなくなることもあります。
内服薬は病気に対して効用はあっても、
肝臓や腎臓に負担がかかります。
年を重ねて内臓が弱ると、
その負担が重くなってしまうことも。
漫然と飲み続けるより医師や薬剤師によく相談して
その時の体調にもっとも良い方法を探してみることが大切です。
もちろん普段とは違う体調の異変を感じたら、
病院へ行くことは大事です。
ただ具合が悪いときに病院まで出向くことは
とても大変ですね。
以前こちらの記事でも触れましたが、
これからは医療のあり方が大きく変わっていくと思います。
例えば自宅でパソコンやスマホなどの端末を通して
診療を受ける未来は近いと思います。
そしてそれは私たちの暮らしと健康に
大きく役立つと考えています。