IT社会への期待 1/2
最近は仕事やプライベートで、
Zoomなどをふつうに使います。
昨年コロナ禍におそわれるまで、
予想もしていないことでした。
コロナ禍で失われたものはあまりに大きいのですが、
得たものもあると思います。
IT技術が私たちの暮らしのなかで、
大きな役割を果たすようになり
とても便利になりました。
一方でこれを使いこなせないと、
不利益を被る場合もあります。
欧米では近年すでに
「デジタルデバイド」が問題になっていました。
「情報格差」のことです。
これについては、
コロナ禍でより明白になったと感じます。
コロナワクチンや助成金など公的な重要情報も、
ほとんどがホームページにアップしました、で終わりです。
「パソコンが使えない人は家族に手伝ってもらって下さい」となっていました。
パソコンが使えない人や家族がいない人を想定していない。
電話で問い合わせても繋がらなくて、
繋がってもホームページを確認してくださいとの返答だったりします。
高齢者や障がい者を社会的弱者と呼ぶことがあります。
そしてこれからは、
「情報弱者」も社会的弱者となっていくでしょう。
デジタルネイティブが社会を作っていく世の中では、
アナログ主義を通すのは難しいですね。
ただ高齢者はITアレルギーの人が多い印象がありますが、
全ての高齢者が苦手としているわけではありません。
上手に使いこなして、暮らしの利便性を高めて
楽しんでいる方も多いなと思います。
自分が知らないことにこそ、
チャレンジする気持ちが大切だと感じています。