IT社会への期待 2/2
IT技術で、
暮らしや医療も変わっていくと思います。
良い方向へ。
現在すでに日本で一番多い家族形態は、
いわゆる核家族ではなく、
一人暮らし世帯です。
若いときの一人暮らしは自由を満喫できますが、
年を重ねたあとを考えると不安もありますね。
それほど高齢でなかったとしても、
体調不良など何かあったときは心細いでしょう。
今後はきっと、
安否確認アプリなどが普及するのではないでしょうか。
例えばスマホなどの端末に
決まった時間にお知らせがきて、
それに応答しなければ緊急連絡先へ繋がるような。
緊急連絡先は、前もって登録しておく。
身寄りがいない場合は、
自治体の地域包括支援センターなどでもいいと思います。
プライバシーを守りながら、
必要なときに支援につながる仕組みは大切です。
また医療も、自宅での遠隔診療が進むのでは。
コロナ禍でも活用されるようになってきました。
体調が悪いときにわざわざ病院へ出向き、
待合室で長く待たされ、
会計や薬をもらうためにさらに時間がかかる。
だれか付き添いがいればいいのですが、
一人では本当に辛いと思います。
まずはネット上で予診を行い、
適切な病院への予約ができる。
通院が難しければ訪問看護師が来てくれて
端末で医師の指示を受けながら処置してくれる。
薬も最寄りの薬局やコンビニで受け取れる。
あるいはドローンが自宅まで運んでくるなど。
いろいろな法的整備ができれば、
実現可能なことだと思います。
これまでそういうものだと我慢していたことを見直し、
新しい方向へむかう時期が
きているのではないでしょうか。