自分と向き合い、不安を手放す 2/2
「終活」という言葉への関心は高まっています。
たくさんの終活本も出ていますね。
エンディングノートを手に取った方も、いるかもしれません。
老後の安心安全な暮らしに必要なものは、この3つ。
① 健 康
② お 金
③ 友 人
この3つが基本となることは、どんな終活本にも書いてあると思います。
私もこれまでの仕事の経験や知識を基に、
この3つを中心にいろいろとお伝えしていきます。
長年多くの高齢者と関わってきた中で、本当に多くを学ばせていただきました。
この目で見てきた、リアルな老後の暮らし。
こういう豊かな年の重ね方をしたい、と感動したことがたくさんあります。
また残念ながら、こういう最期だけは迎えたくないと悲しくなることもありました。
そういう学びの機会を得られたことに感謝して、
皆さんとその経験や情報をシェアしていくことを目指しています。
老後の不安を手放し、自分自身の希望の形をつくっていきましょう。
私がお伝えするのは、とても具体的で実践的なことです。
ふわっとした抽象的なことではなく、
たった今から手を動かして、自分で出来ることです。
自分と向き合うことは心の中での対話だけでなく、
現在の問題点を書き出したり、
書類を確認したり、
必要なものを取り寄せたり、
割とフィジカルな作業です。
だからこそ、一日でも早く始めることが大切になります。
一日経てば一日分、
「気力・体力・判断力」が衰えます。
明日ではなく、今日はじめましょう。
やってみて違うと感じたら、別の選択肢を選び直せばいい。
選択肢を並べ、自分にしっくりくるものを探しましょう。
女性はどうしても、家族など周囲の状況に振り回されがちです。
今は育児や介護で、自分を最優先することが難しい人もいるでしょう。
でも状況に応じた選択肢を知っていれば、必要な時にベストへ辿りつけます。
自分の人生のハンドルを自分で握り、
最期のときまで放さずにいたい。
そんな女性を応援したいと思っています。