保険を見直す 1/2
終活に関して
エンディングノートを持っている方もいるでしょう。
内容はいろいろですが、
自分の資産を記入する欄はあると思います。
ここに必ず書いておいたほうがいいのが、
保険です。
保険とは不測の事態が起こったときに、
経済的損失を補填するものです。
種類は大きく3つ。
① 死亡保障
② 生存保障
③ 医療保障
「死亡保障」は、本人の死後の整理資金となります。
例えば葬儀費用、墓地や墓石の購入、負債の整理などです。
また子供の教育資金など、残された家族の補助として役立ちます。
「生存保障」は、自分自身の老後の生活資金です。
年金保険などの貯蓄や投資として運用するもの、
また要介護状態になった場合に給付を受ける介護保険(特約)などですね。
「医療保障」は、病気やけがの治療や入院の際に発生する費用の補填です。
がん保険や三大成人病、
女性特有の病気のためのものなど
多数あります。
万が一のとき、保険金が下りるとホッとしますね。
保険に入っておいて良かったと思うでしょう。
ただむやみに入る必要はありませんし、
保険の内容や保険料が自分に適切かどうか
慎重に判断しないといけません。
「これは良い保険ですよ」と勧められがちですが、
どんなにお得な良い保険でも
自分に必要かどうかは別の問題です。
「死亡保障」が必要か「生存保障」のほうが大事か。
「病気」に備えておきたいか「災害」が心配か。
自分の目的を明確にすることが求められます。