気になるお墓
「お墓」のことは気になっていても
相談しづらいことの一つではないでしょうか。
菩提寺があり日頃から懇意にしていれば安心ですが、
そうでない場合はどうしたらよいか悩みますね。
まず自分の遺骨を納めるお墓があるのか。
Yesの場合は自分の死後、
そのお墓を管理する人がいるかどうかが
きちんと考えておくポイントです。
自分が入るお墓がない(身内のお墓に入りたくない)、
または土葬以外の方法を希望する人もいるでしょう。
その場合はいろいろと考えることが増えてきます。
お墓の種類は大きく分けると3つ。
①「境内墓地」といわれる寺院内の墓地
②「霊園」は自治体が運営している公営または民間もありますが、
宗教・宗派は不問です
③「共同墓地」は集落や地域で管理しているものです
墓石を建てない納骨堂もありますね。
いずれにしても前述したように
お墓には管理する人が必要です。
管理費等の支払いも求められます。
子供、孫としっかり管理を引き継いでいくことが難しいとき、
お寺に「永代供養」をお願いすることが
今のところ最も一般的な方法といえるでしょう。
民間の霊園も永代供養を受けるところがあるそうですが、
数十年にわたる長期のことなので
運営破綻などのリスクを考えておく必要があります。
永代供養をする際、
知っておきたいことがいくつかあります。
永代供養は「永遠に」供養してくれるものではなく、
ほとんどが30年で弔い上げをして合祀となります。
また寺院によって違いますが、
費用も高額であることが多いようです。
そして一旦永代供養をお願いした後に改葬する場合、
返金される可能性は低いでしょう。
この辺りを前もって確認しておくことが大切になります。